ためになる本紹介 父親書房

ダメパパおおたが実際に読みあさった育児関連本百冊以上の中から、おすすめの本だけをピックアップして紹介します。
しつけ、夫婦関係、心理学など、ジャンルごとにソートできます。

ポジティブ・ディシプリンのすすめ

ジョーン・E・デュラント

ディシプリンとはしつけのこと。しつけという日本語には「仕付け」という漢字と「躾」という漢字の2種類があります。「仕付け」は、「仕付け糸」というように、本人の意志は関係なく、他人様に迷惑をかけないように押さえつける意味ではないかと思います。一方「躾」は自ら身を美しく保つコツを学習することではないかと思います。この2つがごちゃまぜに語られるからややこしい「しつけ論」が始まるのだと思います。と、持論を展開してしまいましたが、ポジティブ・ディシプリンとは「躾」のほう。子どもの発育を知り、子どもの気持ちにより添うことで、手をあげたり、叱ったりすることなく躾ができるという主旨です。躾は親の知識と洞察力とテクニック次第だということです。
この本は国連「子どもの権利条約」の基礎を作ったセーブ・ザ・チルドレンという団体により発行され、世界15カ国で活用されています。いわば、躾の世界基準といえるものです。


◎グッときたひと言...「親の毎日は、短期的な目標を達成する方法探しの連続です。それが子育ての現実です。その結果、私たちは自分が親として本当にやり遂げたいことを忘れてしまい立ちです。」
朝、早く着替えて欲しい、早くごはんを食べ終えて欲しいという短期的な目標に振り回され、「おだやかな子に育ってほしい」「子どもを信頼して見守ってあげられる親でいたい」などの長期的な目標をおろそかにしてしまうことが多いと、警告しています。
どちらが重要なことなのか、明らかですよね。
大人は得てして、緊急性の高いことを本当に重要なことよりも優先してしまいがちです。仕事においてもそうです。この本の中ではまず親自身が長期的な目標を明確にすることで、短期的な目標に振り回されることが少なくなると説いています。
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