パパの悩みを分かち合う 今週の相談事例集

パパからの相談にどのようにお返事したか、また、パパはその後どうしたのかをご紹介します。
(プライバシーに鑑み、内容を一部変えてご紹介しています)

2009年08月01日

妊娠9月の妻のむくみで心配しています。(35歳、プレパパ)

【相談主旨】

現在妻が一人目を妊娠中で、現在9ヶ月(35週)目に突入しています。

2週間程前から妻の足がむくみ出し、一度定期妊婦検診時に先生に相談したのですが、その時はむくみの程度もさほど大したことは無く、「塩分を控えて、なるべく横になる時間を増やしなさい」というアドバイス程度でした。

しかし、先週くらいからむくみがひどくなり、一度は顔までむくんだ日もありました。流石に心配になり、ネットで調べてリンパマッサージなどをやってあげていますが、何か他に良い対策はありますか?

「妊娠中毒」の恐れもあるのかと心配しております。

また近々妊婦検診に行くので、先生に相談はする予定ですが、経験者の方々のご意見やアドバイスなども頂けると安心です。
(Yさん:35歳、プレパパ)


【初回お返事主旨】

(前略)

Yさまは奥様にリンパマッサージをしてあげたりと、パパとして本当によくやっていると感心しました。
ほかの方法は?と聞かれると、申し訳ございませんが、医療関係者ではないので、確かなことはいえません。
奥様の体へのご心配は、まずは医師にご相談するのがやはりいちばんかと思います。
症状がひどいようでしたら、定期検診を待つまでもなく診察を受けられた方がいいのかなとも思います。

(中略)

それと、体がむくんで奥様もつらいでしょうし、不安だと思います。
物理的にできることは限られていても、奥様のつらさや、不安な気持ちに寄り添ってあげられるといいですね。

奥様がつらさや不安を口にしたときは、どうかそれをただ、ただ、受け止めてあげてください。
「解決してあげよう!」と思わなくて結構です。
奥様のもらす言葉を「○○○なんだね」「○○○という気持ちなんだね」と、オウム返ししてあげてください。
それだけで、奥様の心は少しでも落ち着くのではないかと思います。
よろしければ、「パパの悩み相談横丁」のパパ塾コーナーの「パパのタブー Point 1 解決モードになってはいけない!」を読んでみてください。
http://www.papanonayami.net/jyuku/taboo/20090617103112.html

(後略)


【その後】

奥様が産休に入られ、家で横になる時間を増やすことができてから、むくみの症状は緩和されたというご報告をいただきました。
きっとYさんのマッサージの効果もあったのでしょう。(生理的にだけではなく、心理的にも)

そして、「確かに解決しなければという思いがあると、こちらもつらくなってくらい雰囲気になってしまうけど、ただただ受け止めてあげるモードであれば変な気負いもなくできる気がします」との頼もしいお返事もいただきました。

今回のご相談は、つらそうなママを見ていて何もできないのがつらいという内容でした。
ポイントは
●解決モードではなく、受容モードに切り換えることでママを心理的にサポートできる
●できないことではなく、できていることに目を向けることでパパも前向きになれる
ということでしょうか。

元気な赤ちゃんとの対面、楽しみですね。

  • 前へ
  • 次へ
このページのトップへ