パパの悩みを分かち合う 今週の相談事例集

パパからの相談にどのようにお返事したか、また、パパはその後どうしたのかをご紹介します。
(プライバシーに鑑み、内容を一部変えてご紹介しています)

2010年12月06日

朝帰りに妻が激怒。なかなか怒りが収まりません。(Uさん、30代)

【初回相談主旨】

妻と喧嘩中です。
喧嘩は毎度のこととなのですが、この度はちょっと妻の怒り方の質が変わり、投げやりな態度が引っかかります。
こうも聞く耳を持たず、投げやりな態度ではこちらはなすすべもなく、罵られようが、家事放棄しようが、ただ黙っているしかない状態です。
1週間経ってもその状態は続き、時間が経てば修復するのか、仲が元通りになるのか、今回は心配になってきました。

原因は1週間前の僕の朝帰りです。
その日は海外に赴任する旧友との送別会でした。
その会の最中に、妻から自分と息子の体調が思わしくなく、早く帰って来て欲しいというメールと電話がありました。
帰りたかったのはやまやまでしたが、自分が幹事をしていることもあり、朝まで付き合いました。
それで妻は激怒したわけです。

結婚して4年。確かに妻の体調が悪い時に朝帰りしたことは初めてですが、自分がやったことは、そこまで酷いことなのでしょうか?
仕事を取るの?私を取るの?といった答えようのない質問に詰め寄られているのと同じ気分です。
本当に取り返しのつかないことをしてしまったのでしょうか?
怒りが収まってみれば、全然大したことじゃなかったと思ってくれないだろうか。それは、男の身勝手な解釈なのでしょうか?
(Uさん、30代、1児のパパ)


【初回返信主旨】

投げやりな態度というのは困りましたねぇ。
どんなにきつい口調で喧嘩をしても向かい合っているときはまだいいんです。
でも、どちらか一方が投げやりになって勝手に土俵から降りてしまうのが夫婦喧嘩の最悪のパターンですね。
せっかく喧嘩でエネルギーを費やしても、何も進展しませんから。

朝帰りの事実が、それほどに怒ることなのかどうかは人それぞれの価値基準ですよね。
どちらの基準が正しいという問題ではないですよね。
どちらかの基準に合わせなければいけないというものでもない。

客観的にお話を聞いていると、ミスコミュニケーションがあるように思います。
奥様は「自分が一晩どれだけつらかったか」をUさんにわかってもらいたかった。
つまり、自分の感情に焦点を当てている。
しかし、Uさんは「しょうがない朝帰りのどこが悪いのか」という事実に焦点を当てている。
そのずれではないかと思うのです。
(中略)
しょうがない状況での朝帰りですから、朝帰りについて謝る必要はないでしょうし、そのことをいくら謝っても、
奥様の感情は変わらないのではないかと思います。
それよりも、奥様が一晩それだけつらかったこと、不安だったことをしっかりと受け止めていなかった(もしくは受け止めていることを十分に表現しなかった)ことを改めて伝えることで、奥様も向き合う気持ちになってくれるのではないかなぁと思うのですがいかがでしょうか。



【その後】

数回のやりとりの中で、Uさんはとりあえず下手に出て嵐が過ぎるのを待つのがいいのか、さらに夫婦間の摩擦が強くなることは覚悟の上で自分の主張をはっきり伝えて討論するのがいいのか、悩んでいるとおっしゃいました。
それに対し、両方必要とおこたえしました。どうにも議論にならないとき、議論をふっかけてもしょうがないですし、かといって、我慢も良くない。風邪を引いたときに、すぐに薬に頼るのも長い目で見て良くないですが、あんまり症状がひどいのに、薬を使わないのも良くないですよね。それと同じです。
それに外にもいろいろな心のわだかまりをお聞きました。
「妻とケンカした朝ほど、出勤が辛いものはないのですが、今、メールを拝読して落ち着きが出てきました。正直、こんな長期戦は結婚4年目にして初めてで、かなりしんどいですがおおたさんのアドバイスを元に修復の糸口を探ります」とのお返事をいただきました。
このような状況でもなんとか夫婦関係を修復しようとするその気持ちがあれば大丈夫なんだと思います。
相手を責めるのではなく、どうしたらいい関係になれるのか、夫婦が二人ともそういう解決志向になれれば泥沼化は防げます。

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